棚田米百選シリーズ続々と新米入荷!
¥1,680
お米を収穫した後の籾には水分が20%以上残っています。
これを適正な水分量(15%前後)に調整する作業が乾燥です。
今、ほとんどが乾燥機による乾燥です。
一方、昔田んぼで見られた稲を木(はさ木)にかけた乾燥方法(天日干)は見られなくなりました。効率が悪いうえに大変な労力がかかるからです。
棚田で作られるお米の産地にはまだ天日干しを行っているところがあります。
大変な希少品です。
当店では全国の棚田米の中から天日干しのお米を販売しております。
産地は山口県、岐阜県、千葉県、新潟県、愛媛県、石川県
数量限定で販売致します。(品切れの際は別の産地に代ります。)
稲穂を『はざかけ』して天日干しすると美味しくなる理由。
農作物には、キュウリやトマトのように採りたてが美味しいものと、栗やカボチャのようにしばらく置いておいた方が美味しいものがあります。お米は後者で、刈られた時にはまだ未熟なお米を、『はざかけ』してお日さまに当てて乾燥させることで、ゆっくりと成熟した美味しいお米にすることができるのです。
1970年代以前の機械がない頃は、どこの農家も行っていた乾燥方法です。機械の乾燥機が開発されたことで、農作業はずいぶん楽になり、手間も時間もかからなくなりました。機械乾燥すると次の日には精米できますが、成熟する時間が短くなってしまいます。
だから坂折棚田では、美味しいお米を作るため、手間をかけて『はざかけ』天日干しを行っています。(岐阜坂折棚田保存会)